『ね、ねぇ尚希・・・。』

どーゆーことなのか知りたかった。

「ちょっと学校出るまで待っててくれ。」

え?なにとそれ・・・。

私は早く安心したいのに・・・。

そう思っていると秋が尚希になにか耳打ちをして帰って行った。

何を言って行ったんだろ・・・。

そんなことを考えていると私の周りにも男子生徒が寄ってきた。

「ねぇ、恵梨ちゃんってさぁー何組なの?」

この人先輩か?

「恵梨ちゃんってアメ好き?」

私子どもぢゃないんですけど・・・。

「ねぇねぇ~恵梨ちゃんってさぁ~」

何このチャライ人!!

もう来ないでよぉ!!私は尚希としかしゃべりたくない・・・。

尚希を見てみると笑顔を女の子たちに振りまいている。

なんなのよ・・・。