そこに秋が俺のところに来た。

「やるねぇ～尚希クン♪」

『なんだよ、キモチ悪ぃ。』

「自分から誘うとはなぁ～。関心、関心」

『意味わかんねぇー。』

まぁ男ならみんなそうだろう。

俺だってその１人だ。

「まっ、優しくしてやれよ？」

『んなこと言われなくてもわかってるっつーの。』

俺はそんなに馬鹿ではない！！

ったく。

「ならよろしい。ぢゃーな！今日の話楽しみにしてるぜ？」

『ばーか。誰が言うか！』

ぜってー言わねーし。

『恵梨ー、帰るぞー。』

俺はまた恵梨の名を呼んだ。