「恵梨ー!お昼一緒に食べよー!」

江夏が恵梨に昼メシを誘ってきた。

「うんっ!!いいよーっ!一緒にたべー・・・」

俺は恵梨が他のヤツのところに行くのがなぜか嫌だった。

俺と一緒にいてくれねーのかよ?

そー思った俺は自分のところにいてほしかったから恵梨の口をふさいだ。

ビックリするだろーなぁ。

恵梨の口と手を掴んだら恵梨が俺を真っ赤な顔で見てきた。

フッ、俺には敵わねぇーってことを教えてやるよ。

『江夏ー。わりーが恵利借りるぞー。』

江夏に言うと恵梨の頭の上にはナテナマークがたくさん出ていた。

すると江夏が一瞬ビックリした顔だったがすぐにニヤッと口が上がった。

江夏はわかってるなぁ~。

まぁ助かるけど。

「ぜーんぜんokだよぉ~っ。いってらっしゃーい!!」

よしっ。

『行くぞ。』

そー恵梨に言うと素直について来た。

おぃおぃ・・・。

顔真っ赤だぞ?