『あー、声でけーし… だりぃ、帰る』 『まだ授業あるし… 奏太郎、部活は?』 『帰る』 『…はあ。帰れば?! じゃあね!!』 そう言い残して 保健室を飛び出した。 あんなに心配した自分、 ばっかみたい……