ガラガラ~…


恐る恐る教室のドアを開けると
見慣れない顔がこちらに集中した。


わたしは少し顔を赤らめながら自分の
机を探して席についた。

すると、

「 栗山さんだっけ? 」


突然前に座っていた女の子が話かけて
きた。


「 う、うん!柚菜でいいよぉ 」

「 あたしの名前は川口瑠花♪
瑠花ってよんでね!」