ある日



ある時




ある場所




ハッピーエンドばかりのこの世界で…



私を辛苦しくした繰り返しの初恋の終り





ある日のこと…普通に学校に行き

普通に友達としゃべり、普通に登校…




そんな何気ない日常の毎日



何故だかわからない。

急にあの人に恋をした。


いつも学校イクキシナイ私なのに

今日はハヤクイキタイ。



そう思っていた。


ココロがモヤモヤするこの気持ち…


こんな曖昧な気持ちなまま幾月がすぎ


もう10月…


このコトを友達のアイカに相談した。


彼女には全部打ち明けた。


信用していたから。



私が好きな人はユノンといい
クールで鈍感でぶっちゃけ女子より可愛くてムカつく。笑


でも強くて、頭良くて、かっこいい…。


アイカは応援するって言ってくれた。


でも、調子にのってみんなに言いふらしてしまった。


私は裏切りと言うものを知った。


そしてユノンにも伝わって…


初めて悲しんだ。



アイカは謝ってくれた。何度も何度も。


だから許した。



私ってあまいのかな?


まぁそんなコトはどーでもいい。


それが原因でユノンまでからかわれるようになってしまったのだ。


彼を見守りたいだけなのに…


幸せを願いたいだけなのに…


逆に迷惑をかけてしまった。


泣きたくても泣けない。私。


だから…私は…ユノンに関わらない
ようにしよう。そう決めた。


これ…結構辛いのよ。


悲しいのよ。


苦しいんだよ。


愛する人のいない世界は虚しいばかりだ



泣いた。泣けないのに…泣いた。


またそれから幾月…。


もう12月だ。


もうすぐ私の誕生日を迎えてしまう。


告白する勇気なんてないから…
あなたを困らせたくないから…
あなたに迷惑かけたくないの…



でも諦めたのに…諦めてるのに…


辛苦しいのは何故?



私は精神的ダメージをうけ、


過呼吸もしょっちゅうになり…

感情が不安定になった…


もう人に会うのが怖くなった私。


でもユノン…あなたのために笑顔でいないとな。また迷惑かかってしまう。


怖い。



だから不安定な感情なまま泣いたの。

叫んだの。


もう泣き叫び疲れて 虚ろな目のまま

涙をながし


この短くて長い恋物語がおわった




『あぁ…初めての恋は涙の味だった』

もう恋なんかしない。


私は一生ハッピーエンドなんて許さない