「どうぞ。」 そう言われてあたしはフカフカのソファに腰掛ける。 「よくいらしてくれました♪」 陽気な声に少し戸惑う。 「僕は氷室コーポレーションの社長、氷室裕馬【ヒムロ ユウマ】です。」 「朝倉グループ社長の朝倉梨夜です。」 自己紹介をした後、あたし達は本題にうつった。 「この子が朝倉さんに家庭教師をしてもらいたい子です。小学2年生の舞璃【マリ】です。」 そう言って氷室さんは舞璃ちゃんに挨拶しなさいと言った。