「朝野ねぇ・・・。もうちょっと捻った名前思いつかなかったのか?」 "倉"が"野"になっただけじゃん、と楓。 「い・い・の!!」 そう言ってあたしは目の前にある門の呼び出しボタンを押した。 《・・はい。》 暫くすると警備員の声が聞こえてきてあたし達が生徒だという事を確認すると、目の前の門を開けてくれた。 「いこ」