舞う蝶と聖なる龍

「ごちそうさまでした」


「よしっ。みんな食べ終わったし、どっか行くか?」


「トランプしようぜっ!」


どっか行こうって言ってる八尋をスルーとは。


さすが新。


周りが見えておりませぬ。


「トランプってガキかよ…」


「ガキじゃねぇし!」


うるさいっ…。


一応人の家なんですが。


八尋の仲間だからといって、そんなに騒いでたらいつか追い出されるわよ?


はぁ…とため息をついたと同時に、襖がゆっくりと開けられた。


「八尋」


……この低い声って……。


まさか……。