「そうかな?でも、ちーちゃんもセンスいいから、バイクのデザインとか絶対かっこいいの買うと思う!」


「えっ……」


遥がキラキラな目で後ろを見ながら言ってきた。


私のバイク…ね。


本当は持ってるんだけど。


私のは黒い蝶が舞っているデザイン。


そのバイクは舞蝶のバイクと知られているから、黒蝶をやめてからは乗っていない。


…もう一台買おうかな。


久しぶりに自分で運転したいし。


「ん、いつかな。…遥、青!」


「えっ?…うわっ!」


もぉ……。


信号待ってるときに後ろを向くからだよ~。


とまぁ、こんな感じで、10分で倉庫につくことができた。