「大丈夫か?」


「うん」


でも健ちゃんで良かったぁ…。


聖龍だったらヤバかったよ。


うんうんと1人で頷く。


「で?何をそんなに急いでるんだ?」


そうだった!!


相談しないと!


「実は…」


私は屋上での事を一通り話す。


もちろん、双子の弟の事も含めて。


「そうか…。弟が…」


でも健ちゃんだったら知ってると思ったんだけど…。


一応、理事長だし…。


個人情報とか管理してるし?