舞う蝶と聖なる龍

「覚えてないの?ほら3年前、千尋とー緒にいた…」


「あぁぁぁあぁぁ!!あの時の!」


ハ尋がいきなり叫びだした。


…うるさい。


って言うか、2人共…今の状況分かってるのかな?


…敵に囲まれてるんだけど…。


ほら、誠がこわーい笑顔を振りまいてるよ。


八尋も、後ろ見てみなさい。


浩平も誠と同じような顔で笑ってるよ。


綺羅が引くくらいのね。


「八尋、状況を考えろ」


「美嘉、お前もだ」


私は声を低くして言った。