舞う蝶と聖なる龍

「千尋~!会いたかったよ~!」


「美嘉…」


「うぅ~。千尋のバカ~!」


私に抱きついて泣く美嘉。


その力は強く、だけど体は震えていて。


私まで泣けてきてしまった。


泣かして…ごめんね…。


「千尋」


誠は怒ることもなく、ニコニコと笑っている。


「誠…」


「お帰り」


ああ、帰ってきていいんだ。


私はニコッと笑って言った。


「ただいま!!」


やっぱり私の居場所は…ここしかない。