千尋side


はぁ…疲れた…。


私はみんなから離れて、空をながめていた。


あのうるさい中に入るのはしんどいからね。


1人でのんびりしてる方がいい。


なんて思ってると、近づいてくる気配が1つ。


「千尋」


「春樹」


そこに真剣な顔をした、春樹がきた。


真剣な顔って事は…何かあったのか。


それは聖龍関係?


それとも…黒蝶関係?


「どうした」


「…この間、黒鬼潰したでしょ?」


「黒鬼?…あぁ、潰した」


家に戻ってる時に潰した族だっけ?