舞う蝶と聖なる龍

私が向かった先は、子どもの頃よく遊んだ中庭。


ここの池はすごくキレイで、昔からすごく好きな場所。


私は近くにあったイスに座った。


月を眺めながら、さっきのことを思い出す。


八尋が…あんな事を考えていたなんて…。


家出をした事、怒ってるんだろーなぁ…。


怒って当たり前だよね。


だって私は…分身の八尋に内緒で家を出たから。


はぁ…。


どうしようかな…。


私だって八尋といたい。


だけど、ここには戻ってこれない……。