舞う蝶と聖なる龍

「八尋っ!落ちつけ!」


「落ちつけるかっ!…ずっと探してたっ…。やっと見つけたんだ!諦められないっ!」


「……ごめんね。いつか戻るから…」


「えっ……。……っう!」


私は八尋のお腹を殴った。


本当はこんな事したくなったけど…。


このままじゃ、みんなの迷惑になる。


それだけは嫌だった。


きっと八尋もそう思うだろうし。


「…八尋は?」


「…気絶してる。悪いけどべットまで運んでくれない?」


さすがに八尋を運ぶのはしんどい。


「わかった」


そう言うと新が運んでくれた。


私はみんなにハ尋を任せ、静かに部屋を出た