舞う蝶と聖なる龍

一ギュッ


ハ尋がいきなり抱きついてきた。


え?え?!


いきなりどうしたの?!


「や、八尋?」


「戻って…くるよな?」


「っ………」


戻る…。


それは家に戻ると言う事…だよね。


私の勘違いも解けたし、戻れるなら戻りたい。


だってここには大切な家族がいるもの。


だけど……。


「…私は戻らない」


約束だから……。


大事なあの子たちとした……。


とても大切な約束。


「何でだよ!勘違いだったんだろ?親父には俺が言うからっ!」


「……お父さんは知ってる」


「っ!何でっ…俺には言ってくれなかったんだよ!」


ハ尋…。