舞う蝶と聖なる龍

バァァァンッ!


その音に、やっとみんなが気づく。


だけど今から走っても間に合わない。


それがわかってても、みんなは諦めない。


「綺羅っ!」


「拳銃がっ!!」


綺羅まで後数cm!!


「綺羅っ!」


「っ!?千尋!?」


「ちーちゃん!!」


勢いよく綺羅を引っ張る。


パサっと、何かが落ちた気がする。


それと同時に感じる頭の重み。


でも、そんなことを気にするよりも、綺羅の安否の方が大切だっ!