舞う蝶と聖なる龍

「造平、黒鬼の倉庫を調べてくれ」


「了解」


造平はそう言ってパソコンを出し、ハッキングを始めた。


造平に任せたら後は大丈夫。


数分後には黒鬼の倉庫がわかるだろう。


プルルルルルッ。


ん?電話?


遥たちか?


慣れた手つきで通話ボタンを押す。


「もしもし」


『中尾か?』


こいつ……誰だ?


遥たちじゃねぇ。