───何!?冷た…っ 頬に冷たいものが触れ、目が覚めた。 ゆっくり目を開けると、真っ白な雪が降っていた。 雪が…降ってる。 慌てて起きると、私は蓮と寄り添うようにしばらく寝てたみたいで。 あたりは暗くなっていた。 ……てか、蓮まだ寝てるし。 「蓮っ!!」 蓮を揺さぶる。 「んー………」 蓮は目をこすりながら起きた。