「はぁー……疲れた」 「俺も……気持ち悪りぃ。」 乗り終わる頃には、私と蓮はヘトヘトだった。 もう、蓮のせいだ…… 「蓮のバカ……」 「ちょっと調子乗りすぎたな」 そして、また少しベンチに座って休憩することになった。 「………眠い。」 蓮が一言呟く。 「え?」 「実は昨日、今日が楽しみであんまり寝られなかったんだ」 蓮にしては素直過ぎる発言に赤くなる。