*********** 「───由那!!蓮ちゃんが来てるわよー」 「はーい!!ちょっと待って!」 私は全身鏡で服装をチェックしてから、急いで階段を降りた。 ───そう、今日は待ちに待ったクリスマスデートなのです!! 「蓮、ごめん!!」 「あぁ、じゃあ行くか。」 私は頷いてからお母さんに「いってきまーす」と言って、家を出た。