「私、蓮と別れないよ!!」 私は可憐ちゃんに訴えた。 たとえ、私より可憐ちゃんの方が蓮にお似合いだとしても引き下がるわけにはいかない。 自分に自信を持たなきゃ!! やっと叶った恋を無駄にしたくない…… 「はぁ?あんたより私の方が蓮君にお似合いなのよ!!」 「そんなの知ってる……でも私は諦めない!!」 自分でもビックリするぐらいに必死だった。 「……まぁいいわ。痛い目にあうといいのよ!!」 可憐ちゃんは不気味に笑う。