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次の日。





「蓮、おはよー……」





私は起きて着替えてすぐに蓮の部屋に入った。





「………あぁ。」





「体調……どう?」





「何か二日酔いみたいな頭痛が……」





あ……それって私のせい……じゃん。





「ほんとに昨日はごめんね。」





「……別に。」





蓮はそっぽ向く。





「んじゃ、菜々子おばちゃんに今日も蓮は休むって伝えておくね。」





「あぁ。」





バタン───





私は蓮の部屋を出てすぐに1階へ下りた。