俺はゆっくり起き上がった。 「ちょっと熱いかもしれないから……気を付けて食べてね。」 由那はニコっと微笑んで部屋を出て行こうとする。 「おい、待て。」 俺は由那を呼び止めた。 「ど、どうしたの?」 「……食わせろ。」 俺の口からはそんな言葉が出ていた。 「え、えええ!?」 由那は驚く。 そりゃそうか… 「早くしろ。」 「う、うん。」 由那は驚きながらもベットの横に座った。