「はーい、席に着けー。」
担任が教室へ入ってくる。
私と未海ちゃんは席へ着く。
「由那ちゃん。」
私がぼーっと前を見ていると、斜め前の席だった芹沢君に声をかけられる。
「どーしたの?」
「実はさ、今日シャープペン忘れてきちゃってさ……もし予備あったら貸してくれない??」
申し訳なさそうに言う芹沢君。
「良いよ、あ……でもピンクのしかないけど……」
「うん、それで大丈夫!!ありがと。」
芹沢君は私からピンクのシャープペンを受け取った。
ほんとに良いのかな……
男子なのにピンクの使うって…恥ずかしくないのかな?



