「蓮のバカバカバカ……」
「あー、お前と言い合いしてたらまた頭痛くなってきたし、まだ熱っぽいし……今日は学校休むから。」
と言って蓮は布団を被り直した。
はぁ……学校行く準備しよーっと。
私はすぐに1階へ下りた。
「菜々子おばちゃん、おはよ!!」
キッチンに朝ごはんを作っている、菜々子おばちゃんがいた。
「由那ちゃんおはよ。昨日は蓮と仲良く寝てたのね♪」
ゔぅ……見られてた。
「蓮、由那ちゃんが起きる前におでこに手を当ててみたらまだ熱かったわ。」
「そうなんだ……」
蓮が可哀想に思えてきた。
さっきはムカついたけど!!



