【完】私、冷たい幼なじみと同居します!!






「れれれれ蓮……おはよ……」


私は逃げる暇もなくて、慌てて挨拶をした。



「……何でお前、俺の部屋にいんの?」



蓮は不機嫌そうな声で言う。



「あの……それは……色々あって……えへへ……」



とりあえず笑って誤魔化す。



「てか、何なの、この手。」


蓮が繋がれたままの手に視線を向ける。



「あ……」



昨日から繋いだままだった……


私は慌てて手を引っ込める。