私と先輩。



ひなたちゃん?の後ろにいたのは、柏崎先輩だった。


自分でも、顔に熱が集まるのが分かる。


心臓も、早く鳴ってうるさい。


「あ、先輩。おはようございます…」


「ん…」


軽く会釈する柏崎先輩。


ドキドキ鳴ってる心臓を落ち着かせて、ひなたちゃん?と先輩を交互に見る。


「…もしかして、2人って兄妹ですか?」


目元とか、よく見ればそっくりだ。


「まぁね」


「あ、こんにちはッ!仁にぃがいつもお世話になってます!」