急に佐野先輩は、私の後ろに隠れた。 え、何? 「あの、佐野先輩…?」 「ちょ!来ないでッ!!」 なぜか、少し震えている佐野先輩。 前を見てみると 「佐野先輩ッ!なんで逃げるんですかぁ!?」 セーラー服姿の女の子が、こっちに向かって走ってきた。 色白で、スタイルもよくてすごく可愛い。 隣りにいた奏も、カワイイー、なんて目を輝かせてる。 「ちょっとひなたちゃんッ!ここオレの学校なの!さすがにここまでついてこないで!!」