「…おう」 スタスタと歩いていく先輩。 そんな先輩の後ろ姿を、しばらく見つめてしまった。 「誠ーッ!!」 奏が抱きついてきた。 「奏、私今汗かいてるし、それに…」 こんな格好ですよ。 「ふふふ、誠可愛い~!かわゆいですぞぉ~!!」 高速で頭をわしゃわしゃされた。 「ちょッ!奏痛いッ!」 「しかもさっきのは何!?わたくしに内緒で進展しとんのかぁ~!?」