「ユウくんはあたしの彼氏よ!!てかクッションどうしてくれるのよお兄ちゃんのバカっ!!大っ嫌い!!」
そう叫ぶだけ叫んで詩織はクッションを抱き締め嗚咽を漏らして自分の部屋に閉じこもった。
詩織もまだまだガキだな。
リビングに一人残された俺はそう思った。
あれが彼氏からのプレゼントだったというのは衝撃的だったけどさ。(てかアイツ彼氏いたんだ)
まあいてもおかしくはないだろうけどな。
妹にバカと罵られ、大嫌いと捨て台詞を吐かれてショックを受ける男なんてよっぽどのシスコン男子しかいないということを詩織は計算ミスだ。


