すると純平はあたしの腕をつかみ、無理やり店の中へと引きずり込んだ。 「ちょ、何すんのよ!」 「いつまでもワガママが通じると思ったら大間違いなんだからな!」 うん、言ったことは間違ってないと思う。けど、 それ、死んでもアンタにだけは言われたくない。 「いらっしゃいませー」 「オヤジ、俺いつもの。あと、こいつは……ビールか?」 「焼酎。こいつのおごりで」 あたしは純平を指差して言った。 「あいよ、ビンビールと焼酎だね」 店の大将は気前良く言った。