「黒板誰が消す?」 「莉子消すよぉー」 甘く幼い声をした桜井さんが返事して黒板消しを手に取り、背伸びした。 「莉子あんた届くけ?」 「マリちゃんひどい!いくら莉子でも背伸びしてるから届く……」 やはり彼女の身長じゃ上の方まで消すには少し無理があったようだ。 桜井さんは「あとちょっとなのにー」と一人言を言いながら無謀なジャンプをして消すのに必死だった。 かわいいな、おい。 って言うより……、さっきからジャンプする度に胸が揺れてる?!