こんな恰好嫌いだったんだ。 自分で聞いたのに鼻の奥が ツンとする。 「じゃあ...今日は帰るね。」 今のあたしには亮とデートしたい 気持ちよりも、早く家に帰って 服を脱ぎ捨てたいという思いが強かった。 それに、彼氏の好みじゃない服を着てる こと自体が恥ずかしい。