ｶﾞﾗ…

教室のドアを開けた。



ｻﾞﾜｻﾞﾜ


「………？あっ！ゆみ！！どうしたの？」

「あき！！！」

「どうしたの？」

「あんた知らないの？」

「何が？？」

「翔ｸﾝが昨日…。………事故にあったの……。」

「え…。何で？？………翔は？……」

「昨日…あきと武ｸﾝが仲良さそうに帰ってくのをみたみたいなの……翔ｸﾝ。」

「……でも翔には関係ないことだよ？」

「だから！！翔ｸﾝはあきのことが今でも好きだからショックだったんだよ！！」

「え！違うよ！！だって翔には彼女がいるんでしょ？」

「あれは翔ｸﾝが１週間だけでいいからって言われて仕方なくない付き合ってたんだよ！」

「そんな…。でも翔は……」



ﾊﾞｼｯ……


「痛っ……。」

「あきいい加減にしなよ！自分の気持ち正直に伝えてきな！誰かをきづつけてもだ！！
じゃないと……友達やめるよ！！」


ゆみは泣いていた…。ゆみはめったに泣かないからビックリした…。それとどうじに嫌な予感がした。



「ゆみ…。ありがと。行ってくる！」

「行ってきな！総合病院だよ！！」

「わかった。」