ビクッ 蓮の低い声に鳥肌がたった こ、怖いんだけど… でも!早く部屋に行きたい! 「なに?」 蓮の目を見て思いっきり睨む 「なにそれ?睨んでるつもり?」 ふんっと鼻で笑われて私の顔は真っ赤…になったと思う 「う、うるさい!早くどかないのが悪いんだから!」 赤くなった顔を隠すようにうつむく私 もう…早くどいてほしい… なんて考えてると 「な、なに?」 徐々に近寄ってくる蓮 立ったままだとぶつかってしまうから私も後ずさる ドンッ