LOVE & HAPPENING【大幅編集中~129Pまで】



私の背中には壁があり

目の前には蓮の顔


横に逃げようとしても

足の間に蓮の足があって動けない



「さっきからどうしたの?
私に恨みでもあるの?」


気づけば私はそんなことを口にしていた



それを聞いた蓮は深いため息をついた


「そんなにため息ついたら幸せが逃げ…」


「お前はちっとも分かってない」



言葉を遮られて唇に柔らかい感触



一瞬なにがなんだか分からなくなった

でも、気づいた時には蓮を押し返していた



「な、な、なにを…」

喋りたいのに上手く喋れない


「ごめん、我慢できなかった
今のは忘れて今まで通り接してくれ」


そう言い残して蓮は運動場の方へと戻っていった



私はその場に座り込んでしまった


「い、今のって…」



キス…だよね


今まで通り接してくれって…


今の私にそんなことできるの…


遠くなる蓮の背中を見つめ、高鳴る鼓動と

まだ唇に残っている熱をさげようと

必死になっていた