「涙、輝は俺と話すからだめ」
そうそう、ちゃんと言ってくれないと分からないよ
って、え?
「何言ってるの?」
皆で話せばいいじゃないって言おうとしたら
「俺ら、ちょっと抜けるわ」
また、腕を引かれてどこかに連れていかれる
ずっと涙に握られていた手は自然と離れた
「ま、待ってよ!直哉助けて!」
責めてもの反抗で直哉に助けを求めたけど
爽やかな笑顔で手を振られた
終いには、いってらっしゃーい、なんて言われた
そしてまた体育館裏に連れてこられた
怒ってやろうって思ったけど、そんな気は一瞬にしてなくなった


