LOVE & HAPPENING【大幅編集中~129Pまで】




「れ、蓮…どうしちゃったの?おかしいよ」


「そうだよな、俺もそう思う」



私の背中に回されていた腕は解け、

蓮に真っ直ぐ見つめられた



「姫華」


突然、本当の名前で呼ばれ胸が高鳴る


「ほかの奴の前でそんな顔するなよ」



そう言って私の額に軽くキスを落とした


「あ…ぇ…」


もちろん、私の顔は赤くなる


「ははっ、リンゴみてーだな」


笑いながら頭をポンポンとされた



「次は昼休みだぞ」


そう言って運動場の方へと歩く蓮


その背中をみてまた胸が高鳴る



さっき…

抱きしめられて腕を解かれた時





もう少しこのままで…って思ったのは

なんでだろう



自分でもわからず、そう思ったのは気にしないでおこう


そう思って蓮の背中を追いかけた