◇
『さっき説明した通りだ。
それじゃあ始めるぞ。』
内容は学校内に設置されたあらゆるトラップを抜けて運動場に戻ってくるらしい
「直哉頑張ろう!」
「おう」
私は直哉と同じパートになった
学校内全体で行われて時間がかかるから同じクラスの人と一緒になることがあるんだって
『位置について。よーい…パーンッ!』
ピストルがなり、一斉に走り出した
私も負けじとみんなについていく
『最初は3メートルの壁を越えてもらいます!』
3メートルか〜…
そのまま飛べるかも!
「直哉!俺とばすぞ!」
「あぁ。俺もとばす」
目の前にある壁に紐が吊るしてあったけど
私はそれを使わず越えた
『青班速い!紐なしで越えた!』
後ろを振り返ってみてみると
直哉がついてきてるけど
他のみんなは苦戦している
「次はなんだろうね?」
隣にきた直哉に話しかける
「プールじゃなかった?」


