「大丈夫だ、ばれない」
ドヤ顔で言ってきた蓮
どこにそんな自信があるのよ…
蓮と話しているうちにみんながゴールし、放送がなった
『まずは2組!お題は…〝大切な人〟でした!』
た、大切な人…?
蓮は私のこと…
「そんなに大切な友達って思ってくれてたのか…?」
「…は?」
蓮はマヌケな顔をしている。
ちょっと笑えるかも
「そんなに照れなくっていいって!
俺だって大切な友達って思ってるよ」
「鈍感お嬢様…」
「え?なんか言った?」
ボソボソと言った言葉は周りの音でかき消された
「何も言ってない」
「そうなの?」
何か言った気がするんだけど…


