多分沙夜はすでに気づいてる


だから今日誘ったのかも





―カランッ




「「「いらっしゃいませーっ!」」」



うっ…でもやっぱり
このお出迎えには慣れない…



「あー!!莉亜ちゃんー!」



遠くから聞こえたのは
1人元気に跳ねている昴くん



あたしは注目に恥ずかしくて
軽く頭を下げた。