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「つぅか、好きだ。
ずっと前から気になってたから
天文学に入れた




俺のもんになってくんない?」






突然過ぎて
頭が追い付かない…




これ…告白、されてるんだよね?




「あんたの頭に浮かぶのは


誰………?」




私の頭に浮かぶ人…?




……………



ある人が頭をよぎった




……な!ないないない!




「ご、ごめんなさいっ!
先輩は素敵で…かっこよくて…
でも…浮かぶのは先輩じゃなくて…



だから、私は…」




私が泣きそうになりながら
頭を下げると

先輩は優しく頭を撫でながら



「知ってる。用はそれだけ



また部活の時に会おう」