私は立ち尽くしていた。

友達もいない。
この中でどう生活して
いいのかがわからない。


「ねぇ、君今ひとり?」


ほら、またきた。
性欲を満たしたくて
たまらないバカな男が


「ひとりぼっち」

私はそう返した。

「ならおれと遊ぼう」


男は私の肩に手をおいてくる


私はそっと「6万」

そう言った。


彼はにこっと笑うと
私を引き連れホテルに
直行した。


今日の私の宿だった。