「ほら、10万」


私は目を開けた。

知らないおっさんが
私のお腹にお金をおいた。

「ありがとう」


私はにやりと笑う。


「じゃあまたな」


おっさんはそう言って
部屋から出ていく


私は自分がバカらしくなる

なんで体なんか売って
汚い金を稼いでいるんだと


でもすぐにそんな感情は
なくなる。


私はひとりぼっち
消えてしまうなら
この世界から消えたい。