赤い薔薇の下で【六花の翼コラボ】





「もう少し地味でも良いのに…」



小さくそう零しつつ、人気の少ない正門をくぐる。


そのまま、教室へと足を進めようとして――…



「うわっ」
「にょわ!?」



次の瞬間背中に走った衝撃に、なす術もなく吹っ飛ばされた。