赤い薔薇の下で【六花の翼コラボ】





ずっと私は、自分に自信が持てなかった。


自分はまりあのように美人ではないし、清良のようにサッパリとした…誰からも好かれそうな性格をしていない事を、自分自身が一番よく知っていたから。


だから――こんな恋心、叶うはずないって。


そう、思ってたのに。



「…ぅ……ふぇっ…」



どうしよう。どうしよう。


嬉しすぎて、涙が溢れちゃうよ……。