赤い薔薇の下で【六花の翼コラボ】





すると、



「あーもーわかってへんなぁ!!しゃーない、先輩こっちや!!」



頭を抱えて叫んだオーリィが、瑛を無理矢理教室の隅へと引っ張った。


そして、怪訝そうにする瑛へ向き直ると



「えぇんですか!?」


「は?」


「まりあ、このままやと誰かの彼女になるかもしれんのですよ!?」


「……はぁ?」



まくし立てるオーリィに、瑛は思わず首を傾げた。