反射的にそちらへ顔を向けたまりあの視界で、金色の光が踊る。 「ほな、全員食べ終わった事やし……そろそろ行こか!!」 「え……どこに?」 「そんなん1つに決まってるやん!!」 そう言って明るい笑顔を浮かべたオーリィは、パンの入っていた袋をクシャッ、と握り込むと 「ほな、行くでー!!」 そう言って、さっさと歩き出してしまった。 ―――――― ―――― ――